治験

治験バイトとは?気になる報酬や危険性など一挙解説

通院または入院するだけで高収入を得られる「治験バイト」が気になっているという方もいるのではないでしょうか。コロナウイルスワクチンで「治験」という言葉を見聞きしたという方も多いでしょう。新薬を中心に健康な方に協力を促す「治験バイト」は条件さえ当てはまれば一般的に20代から60代まで幅広い世代に対して門戸が開かれています。特に、子ども義務教育が終了して子育てもある程度落ち着いたという主婦層の間で治験バイトは友達づくりとしてだけでなく、健康な体を手に入れながらお小遣い稼ぎができるとしてひそやかなブームです。一方で、新薬を試せる治験バイトにより後遺症あるいは死亡したらどうしようなど不安があり、応募したくても躊躇している方もいるかもしれません。そこでこの記事では、治験バイトについて気になる報酬や危険性など一挙ご紹介します。

治験バイトとは?


治験バイトとは、製薬会社などで開発された新薬が厚生労働省の認可を取得する前の最終段階として
・安全性があるかどうか
・効くかどうか
を見る臨床実験のことで、新薬の開発や販売に欠かせないものです。
治験バイトは献血と似ている面があります。
献血してくれる人が少なければ、助けられる命も助からないかもしれないことと同様、治験バイトに協力してくれる人がいなければ新しい薬も誕生することなく、助かるかもしれない命を救えないということも有り得るでしょう。
そういった意味でも、参加するだけで社会貢献ができると言えます。

治験は実は「アルバイト」ではない

新薬の臨床実験に報酬という形で対価を経て参加するため「治験バイト」と呼んでいる人もいますが、治験バイトは正式に言うと「治験ボランティア」です。
アルバイトは雇用主に雇われて業務を行いますが、治験の場合は治験紹介会社や治験実施施設との間で雇用契約を結ぶことはありません。
また、治験の場合はもらう報酬は給料ではなく「謝礼」または「負担軽減費」という言い方になるので治験は「有償のボランティア」とするほうが正しいと言えます。

どんな治験がある?

治験バイト(ボランティア)の種類は幅広く、女性が応募しやすい美容系からコロナウイルスワクチンといった病気の方を救うための新薬治験まで様々です。
また、治験バイト(ボランティア)では「入院型」と「通院型」と参加形態も選べるので、個人に合った方法で参加できます。

治験バイト(ボランティア)の種類


治験バイト(ボランティア)と聞くと、新しい薬の臨床実験が多く目につくでしょう。
しかし、治験バイト(ボランティア)以外にも「治験モニター」という項目もあることを覚えておくと役立ちます。

治験バイト(ボランティア)

この記事のメインテーマである「治験バイト(ボランティア)」は、新薬やサプリメントなどを使用した後の効果や副作用に関する臨床実験が中心となるため、人体にとって高リスクだと言えるでしょう。
投薬は主に「点滴タイプ」と「錠剤タイプ」に分かれますが、中には「貼り薬タイプ」の治験もあります。
また、対象年齢も幅広いことがあるという点も特徴です。
例えば、治験の応募や情報を配信するサイトニューイングでは、2021年8月現在、大人を対象にした治験だけでなく、子どもを対象にした治験も応募があります。

治験バイト(ボランティア)で応募がある傾向のもの

・コロナウイルスワクチンに関するもの
・婦人科系に関するもの
・老眼に関するもの
・不眠症に関するもの
・糖尿病に関するもの など

治験モニター

厳密に言うと、治験バイトの一種として「治験モニター」という形態もあります。
「モニター」としていることからも一般的に人体へのリスクが低いとされる、化粧品や特定健康食品(トクホ)などがモニター製品の対象として該当します。
人体へのリスクが新薬よりも比較的低く、安心して参加できる一方、「治験バイト(ボランティア)」と比較すると報酬は低い傾向です。
また、日帰りタイプで拘束時間も比較的短いケースが多いことから、あまり時間を取れないという方にオススメだと言えます。

治験モニターで応募がある傾向にあるもの

・化粧品
・スキンケア
・サプリメント
・健康食品

治験バイト(ボランティア)のメリットとデメリット


治験バイト(ボランティア)中は手厚い健康管理下に置かれるなど健康上のメリットが多くある一方で、治験中の制限が多いことから場合によっては苦痛に感じる方もいるかもしれません。

メリット

治験バイト(ボランティア)では主に通院型と入院型がありますが、この項目では両方混在した形で治験バイト(ボランティア)のメリットをご紹介します。

・短期間の拘束だけで高収入
・栄養管理や健康管理が徹底している
・自由な時間ができる
・新薬を真っ先に試せる
・不安になったら途中で辞退出来る
・万が一の場合は医師や製薬会社から補償金が出る
・社会貢献できる
・社会との繋がりを感じられる

特に、入院型の治験バイト(ボランティア)の場合、衣食住が充実しているだけでなく、栄養を考慮した食事が提供されるなど健康に気遣った期間を過ごせるでしょう。
入院型の場合だと、相部屋にいるおなじ治験バイト(ボランティア)仲間ができる可能性があることから、今まで出会うことのなかった生活圏の方と出会えるかもしれません。
また、治験バイト(ボランティア)は副作用による不安などがあれば途中辞退の機会が多くあることも安心できる要素だと言えます。

デメリット

・生活に制限が生じる
・副作用が出る場合がある
・採血回数が多い場合がある
・応募条件が厳しい場合がある
・人気の治験だと募集枠が埋まりやすい

メリットが多くデメリットが少なく見える治験バイト(ボランティア)ですが、治験の種類によっては、期間中に数多くの制限があるということを考慮しなければなりません。

治験バイト(ボランティア)中に想定できる生活制限の一例

・甘いもの
・コーヒー
・マニキュアやジェルネイル、ペディキュア
・化粧
・喫煙

また、治験ごとに細かな応募条件が設定されていることからも、なかなか応募条件を満たせずに応募できないことも予想できます。

治験バイトは危険!?後遺症・死亡リスクはあるの?

治験バイト(ボランティア)で用いられる新薬は、厚生労働省の認可前の状態です。危険性もある可能性があることから、残念ながら100%安全だとは言い切れません。
怖いかもしれませんが、治験による死亡事例も過去あったことを知っておいたほうが良いでしょう。
しかし、製薬会社や病院など実施施設から治験バイト(ボランティア)前に丁寧な説明が設けられていることや万が一における手厚い補償があることを考慮すると、安心して参加できると言えます。
説明会を通して、後遺症リスクや副作用リスクに該当するかもしれないなど不安や心配が生じた場合は、会場に担当者に相談してから治験バイト(ボランティア)に正式参加するかどうか判断したほうが安心です。

治験バイトに向いている人


治験バイト(アルバイト)は以下に当てはまる人に向いているでしょう。

・集団生活を苦痛に感じない人
・短期間の拘束でまとまったお金が欲しい人
・まとまった時間が取れる人
・入院型の場合は入院期間を飽きずに過ごせる人
・インドア派の人
・正義感が強い人
・規則に従うことに抵抗がない人
・制限が多くても我慢できる人
・リスクを了承の上、社会貢献と捉えて参加できる人

治験バイト(ボランティア)は「まとまった時間が取れる」という点において、子育てが落ち着いた主婦に、特におすすめだと言えます。

まとめ

治験バイト(ボランティア)とは、日本で新しく導入される予定の新薬が厚生労働省の認可を得る前に行う最終段階の臨床実験です。
そのため、多くの年代層に向けて常時、治験ボランティアの応募が行われています。
治験バイト(ボランティア)に参加すると、無料の健康管理や衣食住が保障されているなどメリットが多いため「短期間の拘束だけで稼げるバイト」だと思われがちです。
しかし、応募条件や参加中の行動制限などを考慮すると、健康な方の献身的な気持ちがあるからこそ成立する社会貢献に直結するボランティア活動なのではないでしょうか。
高額の謝礼につい目が行ってしまい、安易に応募して後から後悔するケースも見られますが、治験バイト(ボランティア)参加する際は事前説明会できちんと内容を把握し、納得した上で参加することをおすすめします。

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